AIでケアプラン シーディーアイと豊橋市、2年目へ 「改善予測」情報共有に効果 ベテランの気づき支援に
AI(人工知能)での自立支援のケアプランを作成する実証研究に取り組んでいたシーディーアイ(中央区、岡本茂雄社長)と愛知県豊橋市は、今年度も引き続き実証研究を行うことを決めた。初年度は期間が短かったこともあり、画期的な成果はでていないが、9日に行われた共同記者会見で、佐原光一市長は「AIが人間の相棒になれる第一歩の勉強会として取り組んでいきたい」と抱負を語った。
シーディーアイは、介護事業のイノベーターとして長年活躍してきた岡本社長が、このために昨年3月に設立したITベンチャーだ。産業革新機構、介護大手のセントケア・ホールディングス、ツクイのほか、こうほうえんなど社会福祉法人も出資している。(シルバー新報2018年5月11日号)