2018.08.10
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現場の面白さ、デザインで発信 当事者目線でのイメージアップ

 「住民として、仕事として福祉の仕事にかかわる人を増やすことがミッション。多くの人がのぞんでいる福祉の実現に向け自分たちが何ができるか。クリエーターと一緒に考えていってほしい」
 8月4日、都内で「これからの介護・福祉の仕事を考えるデザインスクール」のキックオフ説明会が行われた。主催したのは、Studio-L。冒頭、福祉とデザインを熱く語ったのは山崎亮代表だ。地域ブランディング、中心市街地の活性化から医療福祉までさまざなプロジェクトにかかわっているが、核になるのが人と人のつながりをつくることで場を生かすという考え方だ。物理的なハードのデザインに対し、「見えないデザイン」と読んでいる。課題となっていることを自らそしゃくして理解することがデザインの原点という。(シルバー新報2018年8月10日号)