外国人受け入れで論戦開始 首相「移民政策でない」 野党 受入体制不十分と追及
外国人労働者受け入れ拡大に向けた入国管理法改正案を巡り、野党は29・30日の衆院本会議の代表質問で、首相を追及した。これまでよりも簡単に入国できる在留資格を創設することについて、野党が「移民受け入れ政策への転換とどう違うのか」と迫った。安倍首相は「政府としては、いわゆる移民政策をとることは考えていない」と強く否定した。政府は、12月10日までの臨時国会での成立、来年4月からの施行を目指すが、野党だけでなく、与党内の懸念や反対意見も根強く、議論は紛糾しそうだ。 (シルバー新報2018年11月2日号)