IT補助金、申請低迷 経産省 最終公募期間締め切り延長へ
中小企業・小規模事業者の生産性向上の目玉施策として、経済産業省が500億円の予算を投じて実施しているIT導入支援補助事業。10万件の申請を見積もっていたが、最終公募期間が始まった段階に入っても3万4千件にとどまっていることが分かった。同省は2日、申請期間を急きょ延長することを決定。活用を必死で呼びかけている。生産性向上は、日本経済の活性化に向け安倍内閣が取り組む最重要課題の1つ。IT導入支援事業は2016年度から導入され、今年度実施しているのは2017年度の補正予算で措置された500億円分だ。募集期間を第1次~3次まで区切り、現在は9月12日から始まった最終の第3次公募期間に入っている。 (シルバー新報2018年11月9日号)