地域医療構想調整会議の進捗や2018年度病床機能報告の結果を公表 厚労省
厚労省は5月16日、地域医療構想に関するワーキンググループを開催し、地域医療構想調整会議における議論の進捗状況や2018年度病床機能報告の結果などを踏まえて議論した。今回公表された進捗や結果によれば、回復期への移行が徐々に進んで増えてきたものの、依然として急性期が多い状況となっている。
とりわけ公立病院では2025年度の病床数の見込は2017年度と比較して▲803床、公的医療機関等では+1,002床となり、十分な協議がなされずに病床削減や再編統合が進んでいない状況が明らかになった。こうした状況から、公立・公的病院が担うべき機能に特化しているか診療実績もとに再検証するとした。