2019.06.13
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顕著な人口減少、人口の自然増減は数・率ともに12年連続で減少かつ低下  厚労省

厚労省はこのほど、2018年人口動態統計月報年計(概数)の概況を公表した。

出生数と死亡数の差である自然増減数は過去最大を更新する▲44万4085人となり、前年の▲39万4332人より 4万9753人減少した。自然増減率(人口千対)は▲3.6で前年の▲3.2より低下し、人口の自然増減は数・率ともに12年連続で減少かつ低下した。それぞれの内訳を確認すると、出生数は91万8397人で前年よりも減少し、出生率も7.4で前年より低下した。一方、死亡数は前年より増加して136万2482人、死亡率も前年より上昇して11.0となった。

死亡数の死因順位は、第1位が全死亡者の約 3.6 人に1人の割合で悪性新生物(37万3547人)となり、第2位は高血圧性を除く心疾患(20万8210人)、第3位は脳血管疾患を抜いて老衰(10万9606人)が浮上した。

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