次期介護保険制度改正に向けた5つの検討課題、年末にとりまとめを予定 厚労省
厚労省は8月29日、社会保障審議会介護保険部会を開催し、次期介護保険制度改正に向けた主な検討課題について議論した。
検討事項は多岐に亘り、(1)介護予防・健康づくりの推進(健康寿命の延伸)、(2)保険者機能の強化(地域保険としての地域の繋がり機能・マネジメント機能の強化)、(3)地域包括ケアシステムの推進(多様なニーズに対応した介護の提供・整備)、(4)認知症「共生」・「予防」の推進、(5)持続可能な制度の再構築・介護現場の革新-の5つが挙げられている。今後は、2020年の法案提出を目指した年末のとりまとめにおいて、これら5つの検討事項と併せて、介護保険制度に密接に関わる「地域共生社会の実現」のテーマについても議論を深めていくとした。
■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_06352.html
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