2020年度診療報酬改定に係る審議、横断的事項(その1)、算定状況を確認 厚労省
厚労省は9月11日、中医協総会を開催し、2018年度診療報酬改定後の算定状況等をもとに2020年度診療報酬改定に係る横断的事項(その1)について議論した。
今回は、1ラウンドの審議で取り扱った項目を中心に、2ラウンドの個別テーマの審議に向けて、2018年度診療報酬改定において新設した項目や、要件の見直しを実施した項目等についての影響等の整理を目的に、算定状況等を確認した。
特に診療側と支払側の間で意見が割れた「機能強化加算(初診料の加算)」に関しては、かかりつけ医機能を評価したものの、地域包括診療料よりも高い算定率になっている点が問題視された。この他、「オンライン診療料等」や「療養・就労両立支援指導料」「相談体制充実加算」の算定が低迷している点が指摘された。
■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00037.html
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