自立支援・重度化防止に向けた保険者機能の強化や交付金の評価等を確認 厚労省
厚労省は9月27日、社会保障審議会の介護保険部会を開催し、2018年度の介護保険制度改正で導入された「自立支援・重度化防止に向けた保険者機能の強化」の進捗や「保険者機能強化推進交付金の評価結果」などを確認した。
保険者機能の強化等の取り組みの推進の仕組み(PDCAプロセス)は、保険者機能強化推進交付金による評価結果を見ると、概ね順調に開始されているものの、市町村の取り組み度合いにバラツキや都道府県支援の実効性などの課題があるとした。保険者機能強化推進交付金については、国民健康保険制度の保険者努力支援制度とともに、全世代型社会保障改革の大きな柱である疾病予防・介護予防の実現や健康寿命の延伸等に向けた重要施策として位置付けられることから、抜本的な強化を通じ、地方自治体の取り組みを支援していくことが期待されている。
■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_06953.html
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