在宅介護大手苦戦 人件費上昇ネックに　20年3月期中間決算 ニチイ学館は通期予想下方修正

2020年３月期の第２四半期決算（中間決算）が発表され始めている。在宅介護の大手各社は売上高は伸びたものの、人材採用・確保にかかる人件費や生産性向上のための投資コストなどの上昇が足をひっぱり減益が目立ち、苦戦している状況がうかがえる。最大手のニチイ学館（森信介社長）も利用者確保や基盤整備が計画を下回る見込みとなり、通期予想を下方修正した。(シルバー新報2019年11月15日号)