2020年度診療報酬改定に係る外来医療その2と入院医療その2を議論 厚労省
厚労省は11月22日、中医協総会を開催し、2020年度診療報酬改定に係る外来医療その2と入院医療その2について議論した。
外来医療その2では、生活習慣病管理料の要件緩和、オンライン診療を組み合わせたニコチン依存症管理料の評価、外来化学療法に係る薬局の服薬指導や管理栄養士の栄養指導の評価について議論された。
入院医療その2においては、療養病棟入院基本料に係る中心静脈カテーテルと膀胱留置カテーテルの評価がポイントになった。この他、2012年度改定のデータ提出加算の導入後、データ提出加算が要件となる入院料を拡大し、データに基づくアウトカム評価を推進してきた。データ提出の割合が一般病院(精神病床のみを有する病院以外の全ての病院)では78.1%、療養病棟入院基本料の届出病床の29.5%を占める中、経過措置の見直しが検討された。
■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00050.html
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