必要医師数計算の改善案や海外医学部卒医師への対応について議論 厚労省
厚労省は1月29日、医師需給分科会を開催し、必要医師数計算の改善案や海外医学部卒医師への対応について議論した。診療科別必要医師数の算出においては、入院需要と外来需要の比率、将来の患者数推計の基礎データを診療科毎に見直し必要医師数計算の改善案を検討した。海外医学部卒医師の2018年度の医師国家試験合格者数は全合格者数の1%に相当する95名となり、医師供給数に海外医学部卒の医師数の将来的な伸びを反映することが検討されている。今後の検討会では、診療科別必要医師数やマクロ需給推計をはじめ、令和4年度以降の医師養成数の方針、地域枠・キャリア形成プログラムの在り方を検討していく。
■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09160.html
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