新型コロナウイルス感染症の中等症・重症患者への治療、診療報酬を倍増 厚労省
厚労省は4月17日、中医協総会を開催し、新型コロナウイルス感染症に伴う医療保険制度の対応として、新型コロナウイルス感染症患者(中等症・重症患者)への診療報酬における対応を採決した。
重症の新型コロナウイルス感染症患者の治療に係る評価として、ECMO(体外式心肺補助)や人工呼吸器(持続陽圧呼吸法(CPAP)等を含む)による管理等、呼吸器を中心とした多臓器不全に対する管理を要する患者への診療の評価について、 特定集中治療室管理料等を算定する病棟に入院している重症の新型コロナウイルス感染症患者(※ECMOや人工呼吸器による管理等を要する患者)に対する治療への評価を2倍に引き上げることとした。この他にも、中等症以上の患者(※酸素療法が必要な患者を想定)の重症化や、他の患者及び医療従事者への感染を防ぐうえで、救急医療管理加算の2倍相当(1,900点)の加算を算定できることとした。
■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00070.html
【注目記事】
◆2020年度診療報酬改定のポイント整理
◆2020年度改定の全体的な総評は? 病院・診療所・薬局のポイントは?
◆医師等の働き方改革推進の評価などは、すべての病院に恩恵があるか?
【医療・介護の業界トレンドニュースまとめ】
◆【5/13公開予定】新型コロナ特例対応の電話/オンラインによる診療と調剤<更新通知が届くメルマガ登録受付中>
【PICK UP】
◆医療・介護連携サービスMeLL+(メルタス)シリーズ無償提供のお知らせ
◆ケアマネジャー様・応援キャンペーン!2020年9月までの新規契約で”すぐろくケアマネ”をプレゼント