地域医療情報連携基盤(EHR)における異なるシステム間の連携の課題を整理 日医
日本医師会はこのほど、日医総研ワーキングペーパーNo.447として、「地域医療情報連携基盤(EHR)における異なるシステム間の連携」を公表した。 今回のレポートでは、異なる医療情報連携基盤を用いて運用している地域の現状と課題を分析した。「HumanBridge」と「ID-Link」の大手二社のネットワークの接続方法やデータの扱いが大きく異なるため、仕様の決定や標準フォーマットの提供が必要だとした。日本医師会では、医療等ID制度の確立と医療等分野専用ネットワークの構築の実現を目指し、異なる医療基盤においてもセキュリティを保ちながら運用できる医師資格証(HPKIカード)を用いることを推奨している。
■関連サイト: https://www.jmari.med.or.jp/research/research/wr_714.html