2021年度薬価改定、平均乖離率は約8%、年末の予算編成過程の中で決定 厚労省
厚労省は12月2日、中医協薬価専門部会を開催し、薬価調査の速報値として、平均乖離率が約8.0%だったと公表した。投与経路別では、内用薬9.2%、注射薬5.9%、外用薬7.9%となった。平均乖離率が高い薬効群別(いずれも内用薬)は、高脂血症用剤(13.8%)、その他アレルギー用薬(13.6%)、血圧降下剤(12.1%)、消化性潰瘍用剤(11.7%)となっていた。改定率と対象品目は平均乖離率を勘案しながら、年末の予算編成過程の中で決定される見通しである。
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