新型コロナウイルス感染症対策 薬局向けガイドラインを改訂、加算算定に対応 日薬
日本薬剤師会は1月5日、新型コロナウイルス感染症対策 薬局向けガイドラインを改訂して公表した。改訂版では、薬局での乳幼児・小児への新型コロナウイルス感染防止対策のポイントとして、小児同士の接触回避、遊戯室の閉鎖、本や玩具、遊具の撤去または消毒などに関する注意点が明示された。 こうしたガイドライン改訂の背景には、薬局の感染症対策に対する調剤報酬上のインセンティブとして、2020年12月15日に発出された事務連絡により、「6歳未満の乳幼児」に対する調剤に12点が加算できるようになった点が関連する。この加算は2021年9月末までとし、10月以降は6点に縮小となる。この他にも、感染予防策を講じることを前提に、2021年4月から9月末まで「全ての患者」を対象とした処方箋受付1回あたり4点が加算でき、感染対策の徹底が求められている。
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