厚労省はこのほど、新型コロナウイルス治療薬「レムデシビル」の投与を認める対象範囲を拡大した。これまでは人工呼吸器や人工心肺装置をつけている重症患者に限定されていたが、臨床試験データの追加を踏まえ、投与対象を「SARS-CoV-2による肺炎を有する患者」と改め、肺炎になった中等症患者にも投与が可能となった。ただし、投与対象が拡大されたが、日本への供給量は限られているため、当面は重症患者への使用を希望する医療機関への提供に限定される。
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