2021.04.23
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「LIFEで介護の質評価」6割が期待 科学的介護始動 本紙アンケート システム対応、負担増への不安依然大きく

自立支援・重度化防止に資する「根拠ある介護」を明らかにするため、4月からの介護報酬で本格的に導入された「科学的介護情報システム」(LIFE)。本紙のアンケートでは新システムの活用が進むことで「客観的に介護サービスの質が評価されるようになる」と期待する声が6割に上ることが分かった。だが、人手不足の中情報提出にかかる負担増やシステムの対応の遅れなどへの懸念は依然として大きいまま。ねらい通りの効果が得られるのか。事業者の協力が大前提となっているだけに、国には今後さらに分かりやすく丁寧な運用が求められると言える。

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