2021.07.16
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2020年度福祉・医療施設の建設費の状況を取りまとめ、特養単価は過去最高   WAM

福祉医療機構はこのほど、2020年度福祉・医療施設の建設費の状況を取りまとめて公表した。福祉医療機構の貸付先データに基づくデータとして、ユニット型特別養護老人ホームの平米単価は312千円、定員1人当たり建設費は14,899千円、いずれも前年度より上昇して過去最高となった。2010年度以降の上昇傾向が継続する結果となっている。病院の平米単価は370千円で前年度より低下したものの、定員1人当たり建設費は21,844千円で前年度よりやや上昇した。 今後の展望として、2021年度以降は、首都圏を中心に続いていた大規模開発が一旦落ち着くとみられるが、大阪万博に向けた整備やリニア中央新幹線開通に係る事業、また老朽化したインフラの維持・修繕や防災・減災対策に係る事業などが見込まれ、一定の建設需要は維持されると推察される。福祉・医療施設の整備についても、高齢化の進展による介護施設の新設や医療施設の建替えに加え、今後は感染症予防・対策を踏まえた設備計画がなされていくことも考えられるとした。

■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_coronanettyuu.html

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