緊急事態宣言の解除後、リバウンドの懸念、ブレイクスルー感染の増加も想定 厚労省
厚労省は10月6日、新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードを開催し、直近の感染状況の評価や今後の対応等を示唆した。 緊急事態宣言の解除による制限の緩和により、接触機会が増えることで新規感染者数のリバウンドにつながる懸念もあるとし、基本的な感染対策を徹底してできるだけ感染者数の減少を継続させるとともに、新規感染者数のリバウンドが起こらないよう、引き続き市民や事業者の協力が必要だとした。ワクチン接種がさらに進むことによる感染拡大の抑制・重症化予防が期待される一方、ワクチンの効果の減弱によるブレイクスルー感染の増加も想定され、ワクチン接種者であっても症状が疑われる場合には引き続き検査を行うことが求められるとした。
■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00294.html