2024年度スタート第8次医療計画に向け、新興感染症医療の必要事項を確認 厚労省
厚労省は10月13日、第8次医療計画等に関する検討会を開催し、2024年度からスタートする第8次医療計画に向け、2022年度末までに策定する計画の作成指針について意見交換を行った。第8次医療計画では、新型コロナウイルス感染症対応を踏まえ、現行の5事業に「新興感染症医療」を追加し、5疾病6事業および在宅医療へと変更される。 計画の策定及び施策の実施に必要な事項として、新興感染症の重症患者対策において、ECMO等育成医療機関を中心としたECMO等の最重症患者診療専門家やパンデミック医療コーディネーター、緊急診療支援チームの育成が必要だと提言された。 この他、一般医療とコロナ医療との両立・バランス確保が重要かつ困難な課題となり、集中治療以外の面でも人材確保が極めて重要なテーマである点を確認した。