選定療養費の見直し、診療科単位での選定療養費の徴収に改める方向に 厚労省
厚労省は12月10日、中医協総会を開催し、選定療養費の見直しについて議論した。現行ルールでは、一般病床200床以上の病院が他院に逆紹介を行っても当該病院で再診を受けた患者について特別料金を徴収できるが、同一病院で同時に複数の傷病の再診を行った場合、それら全ての傷病について逆紹介を行わなければ徴収できない。この点を4月改定時に、同一病院で複数科を受診している患者について診療科単位で選定療養費を徴収できるように見直しする。ただし、やむを得ない事情があるケースや緊急の場合は徴収を求めてはならないこととした。
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