2024年度介護報酬改定に向けて、5つの課題や調査検討事項などを確認 厚労省
厚労省は2月7日、社会保障審議会介護給付費分科会を開催し、2024年度介護報酬改定に向けて、2021年度改定の審議報告で示された今後の主な課題(5つ)等を踏まえた改定検証のスケジュールを確認した。
主な課題(5つ)は、①感染症や災害への対応力強化、②地域包括ケアシステムの推進、③自立支援・重度化防止の取組の推進、④介護人材の確保・介護現場の革新、⑤制度の安定性・持続可能性の確保、その他があり、これらに係る介護保険施設のリスクマネジメントや介護保険施設における医療・介護サービスの提供実態等、LIFEを活用した取組状況の把握および訪問系サービス・居宅介護支援事業所におけるLIFEの活用可能性の検証、介護現場でのテクノロジー活用などの調査を行い、検証結果を2024年度介護報酬改定に反映していくとした。