屋外や屋内のマスクの着用の考え方及び就学前児のマスク着用の取扱い 厚労省
厚労省は5月20日、マスクの着用の考え方及び就学前児の取扱いについて事務連絡を発出した。新型コロナウイルス感染症の基本的な感染対策として、マスクの着用は極めて重要であるが、どういった場面で外してよいのかという声やこれから気温・湿度が高くなる季節になるため、マスクを着用していると熱中症のリスクも高くなることが懸念される中で、屋外や屋内の会話をほとんど行わない場合のマスク着用の考え方を明確化して、着用が不要な具体的な場面を明示した。
▶屋外でのマスク着用について
ランニングなど離れて行う運動や密にならない外遊びなど、屋外で2メートル以上を目安として他者との距離が確保できる場合、徒歩での通勤など、屋外で人とすれ違うことはあっても、会話はほとんど行わない場合は、マスクを着用する必要がないこと。
▶屋内でのマスク着用について
他者との距離が確保できて会話がほとんどない場合、マスク着用は必要ないこと。
▶子どものマスク着用について
2歳未満についてマスク着用は奨めておらず、この取扱いに変更はないこと。2歳以上の就学前の子どもについては、オミクロン株への対応として一時的にマスク着用を奨めてきたが、今般、この取扱いについて、2月の変更前の取扱いに戻すこと。