機能分化と連携を一層重視した医療・介護提供体制を構築、骨太方針2022原案 政府
政府は5月31日、経済財政諮問会議を開催し、6月中に決定する経済財政運営と改革の基本方針(骨太方針2022)の原案を了承した。原案では、ヘルスケア分野に関係するキーワードとして、全世代型社会保障の構築、機能分化と連携を一層重視した医療・介護提供体制の強化をはじめ、医療・介護費の適正化、デジタルヘルスの活性化、オンライン資格確認の導入状況等を踏まえた保険証の原則廃止、全国医療情報プラットフォームの創設、電子カルテ情報の標準化、診療報酬改定DX、医療法人・介護サービス事業者の経営状況に関する全国的な電子開示システム等の整備、リフィル処方箋の普及・定着のための仕組みの整備、医療・介護サービスの生産性向上などが挙げられた。併せて、規制改革関係府省庁連絡会議を開催し、規制改革推進に関する答申を踏まえた規制改革実施計画案をもとに審議して規制改革の方針を確認し、6月中の閣議決定を目指している。
■関連サイト: https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2022/0531/agenda.html
■関連サイト: https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/liaison/log/2205_00general/220531/agenda.html