2021年人口動態統計、出生数は過去最少、死亡数は戦後最多の140万人台 厚労省
厚労省は6月3日、2021年人口動態統計月報年計(概数)の概況を公表した。
出生数は811,604人で過去最少となり、合計特殊出生率は1.30まで低下した。都道府県別にみると、沖縄県(1.80)、鹿児島県(1.65)、宮崎県(1.64)が高く、東京都(1.08)、宮城県(1.15)、北海道(1.20)が低くなっている。死亡数は戦後最多の1,439,809人、自然増減数は△628,205人となり過去最大の減少となった。死亡数の年次推移をみると、2003年に100万人を超え、増加傾向が続くなか、2020年は11年ぶりに減少したが、2021年に再度増加に転じて140万人台となった。
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