LIFEの活用状況が問われる時代に

2025.01.29

2024年度の介護報酬改定において、科学的介護情報システム(LIFE)の運用が見直されました。制度自体の変更はありませんが、システム面ではいくつかの改良が行われました。主な変更点として、登録項目の一部修正やフィードバックデータの改善が挙げられます。特に注目すべき点は、データの提出頻度が統一されたことです。従来は加算の種類に応じて提出頻度が異なり、3カ月ごとや6カ月ごとの提出が求められていましたが、今回の改定によりすべての加算が3カ月ごとの提出に統一されました。

LIFEの運用は2021年4月に開始されましたが、当初はさまざまなトラブルが発生し、フィードバックデータも十分に活用できる状態ではありませんでした。本来であればグラフ化されたデータが提供される予定でしたが、実際には集計表のみが提供されるなど、運用上の課題がありました。近年ではグラフ化されたフィードバックデータが提供されるようになり、全国平均との比較が可能になりましたが、依然として運用指導でLIFEの活用が十分に確認されない状況が続いていました。

今回の改定においては、…


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