医療法人 成島クリニック
院長 成島 淨 様
脳神経外科と内科を中心にかかりつけ医として地域医療に貢献していく中で認知症と関わるようになりました。脳卒中や認知症の方を支えるのは介護職の力が大きいです。そのため、専門医とかかりつけ医、そして介護職の多職種連携が重要と考え、多職種連携チームによる対応力を増強していくような関係性構築を重視してきました。
多職種連携を推進していく上で連携を支える情報共有は重要です。効率的でリアルタイムに情報共有・連携するためにICT活用の価値は大きいと感じたため、ワイズマンのMeLL+(メルタス)を導入し、効果的な活用を模索しています。
デイサービス、訪問リハビリ、サービス付き高齢者向け住宅のそれぞれのサービスごとにワイズマンの介護システムを導入しています。
「それぞれの介護ソフトでサービス利用者管理は可能ですが、通所と訪問の両リハビリサービスを利用している利用者様もおり、各介護ソフトの情報を横断的に一元化して管理・参照したいというニーズがありました。
また、情報共有ツールの選定の際に数社を検討しましたが、MeLL+(メルタス)以外のサービスに優位性があるとは感じませんでした。ワイズマンのクラウドサービスはセキュリティが強固で安全性が高い上に、以前からワイズマンの介護ソフトを採用し運用してきたので、同じメーカーであればスムーズな情報連携が期待できると考えました。」(糸車 管理者 三浦 祐司 様)
認知症の利用者様であれば、在宅とデイサービス施設で生活機能が異なる場合があります。両シーンを把握し、効果的なリハビリを行うために、以前は口頭で伝達したりメモを用いたりしていました。しかしMeLL+(メルタス)の総合記録機能を使うことで、簡単に利用者様の情報共有ができます。
「利用するサービスをまたがって経過記録を横断的、経時的に参照できるMeLL+(メルタス)の価値は大きいです。」(三浦様)
以前訪問リハビリの際はプリントアウトしたリハビリカルテを持ち歩いていたため、介護ソフトへの情報入力が出来るのは夕刻の帰所後しかありませんでした。
「実施内容や状態観察、リハビリ評価、変化内容など4〜5件分を帰所後に入力すると、1時間程度を要します。その後にミーティングを行っているため、どうしても残業にならざるを得ません。MeLL+(メルタス)導入後は、出先で空き時間にタブレットを用いて入力できます。そのため帰所後すぐにミーティングができるようになり、業務の効率化につながりました。」(三浦様)
今後はクリニックの診療情報もMeLL+(メルタス)上で共有していくことで、MeLL+(メルタス)の価値をより生かしていきたいです。
「クリニックと介護事業所は同じ敷地内にあり、院長とは口頭ではあるが日々コミュニケーションを取っています。今後はやり取りを記録として残し、他のスタッフすべてが共有できるようMeLL+を活用していきたいと思います。」(三浦様)
医療・介護連携サービス MeLL+(メルタス) / 在宅ケアマネジメント支援システムSP / デイサービス管理システムSP / 通所・訪問リハビリ管理システムSP / すぐろくTablet / ケア記録オプション /
※掲載内容は取材当時のものです
施設 | 通所介護(デイサービス)訪問リハビリテーション通所リハビリテーション |
---|---|
所在地 | 茨城県つくば市館野363 |
関連施設 | 訪問リハビリステーション糸車、デイサービス糸車、サービス付き高齢者向け住宅 つむぎ |