株式会社プロケアしまなみ ケアホーム長江
事務長 松山 慎太郎 様
プロケアしまなみは、2010年末にグループホームと小規模多機能型居宅介護を併設する「ケアホーム長江」を開設しました。 その後、居宅介護支援事業所、訪問介護事業所、訪問看護ステーション、サービス付き高齢者向け住宅(ケアホーム鏡山)をそれぞれ開設して介護事業を拡大しましたが、それに伴い利用者情報をタイムリーに共有する必要が出てきたため、多職種情報連携ツールの導入を検討し始めました。
「夜間や休日に利用者様の容体変化があると、グループホームに電話が入るため、施設介護職員であっても全利用者の情報を共有しておかなければなりません。 また、利用者様のお宅に向かう職員は、迅速に対応できるよう、いつ・どこでも利用者様の状況を把握する必要もあります。 こうした情報共有の課題もあり、数社の多職種情報連携ツールを検討しましたが、ワイズマンのMeLL+(メルタス)は情報共有できる機能が最も充実していたため、導入を決めました。」(松山事務長)
また、MeLL+(メルタス)を利用して利用者情報の共有を行うため、ケアホーム鏡山に「サービス付き高齢者向け住宅管理システムSP」およびケア記録オプションを導入しました。
利用者様の症状などを主治医に連絡して指示を仰ぐ際、従来はほとんど電話で行っておりましたが、外来診療中はつながらないことが多く何度もかけ直すこともありました。MeLL+(メルタス)を利用することで、情報共有をスムーズに行えるようになりました。
「電話やFAXでのやり取りは、場合によっては状況報告から指示を受けるまで2日を要することもあり、手間もかかりました。MeLL+(メルタス)なら、利用者様の症状を投稿することで隙間時間に確認してもらうことができるため、ほぼその日のうちに返事があり、タイムラグなく問題解決できるようになりました。また、皮膚疾患などを写真で伝える際にもタブレットで撮影した画像をMeLL+(メルタス)にアップすることで、即座に指示を受けられるようになったため、迅速な処置対応が可能になりました。」(訪問看護長江 看護師 臂 亜衣 様)
定期巡回・随時対応で訪問看護と一体的にサービス提供する訪問介護部門では、介護スタッフ同士の情報交換・申し送りにMeLL+(メルタス)を活用しています。
「以前は申し送り事項は連絡ノートや掲示板などに記載していましたが、記載漏れがあったり、帰所後に口頭で伝える場合でも正確性を欠くことがありました。MeLL+(メルタス)には前回訪問した際の利用者様の状況が記録されているので、別の介護職員が訪問する場合でも、前回訪問時の状態を考慮したサービスの提供が可能になりました。」(ケアホーム長江 介護部門管理者 長尾 悠加 様)
ケアマネジャー部門では、利用者ご家族からの情報を全職員に伝達するときにMeLL+(メルタス)を活用しています。
ケアマネジャー部門では、利用者ご家族からの情報を全職員に伝達するときにMeLL+(メルタス)を活用しています。
「ショートステイのために利用者様を迎えに行ったときなど、泊まりに必要なものがどこに置いてあるかなどの情報をスタッフ間で共有することができます。おかげで電話での連絡が減り、スムーズな業務につながっています。」(ケアホーム長江 介護支援専門員 安棟 みさ 様)
プロケアしまなみのMeLL+(メルタス)には、法人内のスタッフだけでなく、法人外の薬剤師も参加しています。
「調剤業務を行いながら在宅患者様の様子を電話で聞き取ることは難しいですが、MeLL+(メルタス)なら、すぐに、どこにいても情報を参照できます。特に、夜に処方変更があった場合、翌朝の処方前に情報を参照することができるので、より迅速に対応できるようになりました。」(三北調剤薬局 薬剤師 惠谷 展幸 様)
松山事務長は、各事業所が協力して地域を見守りたいと考え、薬局以外の他事業所にもMeLL+(メルタス)に参加してほしいと考えています。
「歯科医師にも参加をお願いしていますが、近々実現する見込みです。また、定期巡回サービスを提供する上で、他の居宅介護支援事業所のケアマネジャーにはぜひ参加していただきたいと考えています。まずは声をかけやすい事業所に参加をお願いして、最終的には利用拡大を目指しています。」(松山事務長)
医療・介護連携サービス MeLL+(メルタス) / サービス付き高齢者向け住宅管理システムSP / ホームヘルプサービス管理システムSP / 預り金管理システムSP / すぐろくTablet / ケア記録オプション /
※掲載内容は取材当時のものです
施設 | サービス付き高齢者向け住宅訪問介護 |
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所在地 | 広島県尾道市長江2-7-8 |