ICTを導入してからの効果について

社会福祉法人 信愛報恩会 しんあい清戸の里グループホームひまわり 様

記録システムについて

記録システムについて

導入前後で比較すると残業時間が3分の1程度にまで減少しました。導入前は、勤務時間外や休み時間に記録を書くことが多かったのですが、今では勤務時間外や休み時間に記録入力する必要がなくなりました。削減した時間で利用者様と散歩するなど、触れ合う時間はかなり増え、サービスの向上につながりました。

ご家族への説明

情報を残す目的は職員同士の共有でもありますが、ご家族への報告にも活用しています。
導入前は事故報告書を手元に持ってきてページをめくりながらご家族に説明しており、紙ベースのため情報が埋もれて探すのが大変でした。導入後は、知りたい情報へすぐにアクセスする事ができ、ご家族へ利用者様の必要な情報をタイミングを逃さず説明できるため大変助かっています。また、緊急搬送の場合もタブレット一つ持参すれば医師・ご家族へ説明ができる事も魅力です。

導入後の残課題

情報を残す目的は職員同士の共有でもありますが、ご家族への報告にも活用しています。
導入前は事故報告書を手元に持ってきてページをめくりながらご家族に説明しており、紙ベースのため情報が埋もれて探すのが大変でした。導入後は、知りたい情報へすぐにアクセスする事ができ、ご家族へ利用者様の必要な情報をタイミングを逃さず説明できるため大変助かっています。また、緊急搬送の場合もタブレット一つ持参すれば医師・ご家族へ説明ができる事も魅力です。

法人内情報連携システムについて

導入の効果

法人内で入院されている利用者の状況、また、具合が悪い方や、皮膚疾患や傷などの状況をタブレットで写真に撮り、看護師や先生に見てもらうようなしくみを作っているので、すぐにアドバイスをもらえます。
これまでは看護師や先生と話をするときは、何時に何°Cだったなどの情報を全部書き連ねて先生に電話で発熱の時間や食事
量を連絡していましたが、今では「状況はMeLL+(※1)上で確認してもらえますか?」の一言で済みます。
その為、「誰もが見る記録であること」を意識して記録することをスタッフに伝えています。

※1 MeLL+(メルタス)は、法人内や地域での医療施設・介護事業所間の連携を実現する、医療・介護連携サービスです。

センサーについて

見守りシステム導入の効果

利用者様は居室のドアを閉めるため、様子が全く分かりません。夜勤スタッフは常に聞き耳を立て、心配しながら業務をしていました。また、ある程度自立している利用者様は鍵をかけてしまい居室内の様子が分からないため、夜勤スタッフが静かに鍵を開けて確認することもありました。その場合、利用者様が起きてしまい、トラブルになることもありました。
見守りシステムを入れてからは、おおよそ何をしているかが把握でき、状況に応じたケアのタイミングが図れるようになりました。それによりスタッフの心配が解消されました。さらに事故やヒヤリハットの回数減につながっています。事前に利用者様の状況から次の行動の予測がつくことで回避につながったり、危険行為がある利用者様は体動が続くようだったらアラート設定し、行動をリアルタイムに把握することで、事故の予防につなげられていると感じています。

所在確認についての確認

施設を出てしまった利用者様がいましたが、WEBカメラのデータを見て玄関からどのようにどの方向に出ていったかが一目瞭然だった為、早期の発見や原因分析ができるようになりました。

見守りシステムの活用

「利用者様9人なら一人で見ることができる」というように思われがちですが、個室などプライバシーもあり、見えない部分も多いため、グループホームにこそ見守りシステムはすごく合うなと感じています。利用者様の状況に応じて対応ができる事がメリットだと感じています。

日常を維持するための最適なケアを見つけていく

利用者様の睡眠の質を見ることもできます。睡眠に起因する日中の利用者様の体調について、自分たちの独自の判断での対
応ではなく、睡眠の質というデータの根拠をもとに利用者様に対応ができるため大変安心感があり、助かっています。

※掲載内容は取材当時のものです

社会福祉法人 信愛報恩会 しんあい清戸の里グループホームひまわり 様

施設 グループホーム
所在地 東京都清瀬市下清戸1-305-1
URL http://shin-ai.or.jp/kiyoto/grouphome.html
施設種別 社会福祉法人

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