地域有料でのICTを使った見守りの先駆者として

株式会社ナレッジライフ 介護付有料老人ホーム ゆうえん東海 様

地域の高齢者に安心して楽しく過ごしていただくために

愛知県東海市にあるゆうえん東海様は、2006年に開設した介護付有料老人ホーム です。「元気、やる気、笑顔いっぱい、全員一丸、夢広がるゆうえん東海」をキャッチフレーズに、地域の高齢者が楽しくいきいき過ごせるライフスタイルを提供しています。緊急指定病院が近隣に複数あり、安心して暮らせる環境も整えています。
2014年からワイズマンのシステムをご利用いただき、タブレットを使った記録、管理も取り組んでいます。2020年にはパラマウントベッドの眠りSCANを導入。ワイズマンシステムと登録情報が連携できる見守りシステム連携オプションでご入居者の見守りを強化しました。

見守りシステム導入の背景

当施設では、スタッフの業務環境の改善が課題となっていた中で、ムダな訪室をなくし必要な時に訪室ができるよう、リアルタイムでご入居者の状態を見える化することに必要性を感じていました。そのため、デジタル化の検討をする必要がありました。

(施設長:永津様)

眠りSCANを選んだきっかけ

当時、見守りシステムが世に出始めた頃で、いち早く見守りに取り組む計画を立て選定を始めたところ、パラマウントベッドがベッド上の見守りシステムの先駆者だったため、眠りSCANの導入を検討しました。私達が求めていた『リアルタイムで入居者の状況の把握ができること』がきっかけでした。
看取り対応の方、体調不良の方に使用することで、バイタルの変動に気づくことができ、急変時の対応が、いち早くできるようになりました。呼吸数・心拍数の数値が、そのままワイズマンのシステムに転送されるため、転記する手間が省け、業務の効率も上がりました。また、覚醒・ベッドからの起き上がり等の設定があり、アラームが鳴ることによって訪室。転倒リスクを減らすことができました。スタッフにとって心強いシステムです。

(副施設長:長田様)

導入時の苦労

導入当初、慣れるまで時間はかかりましたが、ワイズマン、パラマウントベッド側からしっかりと指導してもらえた為、それほど苦労はありませんでした。

(統括責任者:杉浦様)

システム導入による改善

業務効率向上の点では、眠りSCAN、ナースコールの導入で記録のチェックの時間短縮ができ残業時間が減少しました。
データ管理の点では、今まで紙ベースで記録を見ていたのがデータになったことで必要な情報を検索して見つけやすくなったこと。また、各部署の申し送りがフロアに行って確認しなくても各部署のPC上で確認できるため移動時間が短縮できましたし、さらにペーパーレス化にもつながりました。
監査の時も部署によってフォーマットがバラバラで情報をまとめるのが大変でしたが、統一したデータで出力できるので業務の改善につながると思います。
その他、看取り期のご入居者に対し、リアルタイムでバイタル等の情報が通知されるので、スタッフの心理的な負担は軽減されました。また、バイタルの履歴や亡くなられた時間も残るので、医師への報告時、情報をまとめる際の手間が軽減できています。
このことからアナログからデジタル化したことでの恩恵は大きいと感じています。

(介護支援専門員:尾形様)

今後、目指していること

経営面での経費を削減していくため、さらにデジタル化によるペーパーレス化、業務の効率化を目指していきたいと思っております。
ICTを使っての見守りを導入したのは、地域の有料老人ホームとしては早く、 先進的な取り組みをしていることをアピールすることによって、ご入居者やご家族に安心して施設を利用できる、と感じていただきたいと考えております。また、看取りも行っておりタイムリーなサービスの提供を目指しています。

(施設長:永津様)

導入製品

有料老人ホーム管理システムSP / 見守りシステム / すぐろくTablet / ケア記録オプション / 施設ケアマネジメントシステムSP /

※掲載内容は取材当時のものです

株式会社ナレッジライフ 介護付有料老人ホーム ゆうえん東海 様

施設 有料老人ホーム
所在地 愛知県 東海市富木島町新道才66-1
URL http://yuentokai.com/
施設種別 介護付有料老人ホーム

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