令和6年介護保険法改正(3)
2023.06.21
【第3回】今夏までに結論が出される3つの論点
昨年12月20日に社会保障審議会介護保険部会「介護保険制度の見直しに関する意見」が取りまとめられたなかで、①、自己負担2割の拡大、②、1号保険料負担の高所得者の標準乗率の引上げ、③、介護老人保健施設などの多床室の自己負担化の3つの論点は、次期計画に向けて結論を得ることが適当であるとされています。そのため、遅くとも今年夏までに結論を出す事とされています。この6月にも閣議決定される骨太方針2023がひとつの分岐点となるでしょう。これは、医療保険の自己負担拡大が重なっていることからの措置とされています。しかし、内閣の支持率の低下と4月の統一地方選の影響を回避したとの見方も出来ました。
いずれにしても…
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