2024年中の行うべきこと(3)

2024.07.17

【第三回】加算を積極的に算定しよう

令和6年度介護報酬改定も一段落して、その検証を行う時期となっています。私の支援先の多くは増収、増益となる結果となりました。新たに創設された加算や上位区分も、当然のように算定することが出来ました。これらの施設の特徴は、各部門の責任者が加算算定への高い意識を持っていたことです。加算算定は、職員側にやらされている感があっては中々進みません。加算算定によって増える事務作業を軽減するために、ICT化や賃金改善を同時並行で進めることが重要です。そのため、増収分とIT補助金を活用して介護記録用のタブレットを増やしたり、見守りセンサーの導入を進める施設が多いのはこのためです。実は、地域で一番を競っている介護施設のトップの指示はシンプルです。加算をすべて算定することのみを指示しています。

算定できていない加算は…


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