【目的別】高齢者向けの介護レクリエーションアイデア15選
2025.02.25

介護レクリエーションは高齢者の生活に彩りを添え、心身ともに生き生きと過ごせるようなサポートをする役割を担っています。しかし「どのような介護レクリエーションをすれば良いのかわからない」「マンネリ化していて困っている」といったお悩みを抱えている方も多いでしょう。
本記事では「高齢者の身体機能の維持・向上」「認知機能の維持・向上」「社会参加・交流促進」の3つの目的に合わせた介護レクリエーションのアイデアを15個ご紹介します。簡単な体操やゲーム、季節のイベントなど、すぐに実践できるアイデアが満載です。
さらに、介護レクリエーションを成功させるためのポイントも解説しています。高齢者の状態に合わせた介護レクリエーションの選び方や安全に配慮した環境作りなど、より効果的な介護レクリエーション実施のためのヒントを得られます。ぜひ、本記事を参考に、高齢者の方々が笑顔で楽しめる介護レクリエーションを企画してみてください。
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目次
【高齢者向け】介護レクリエーションの3つの目的

高齢者向け介護レクリエーションは、単なる娯楽ではありません。高齢者の心身における健康を維持・向上させるうえで、非常に重要な役割を担っています。また、目的に適した介護レクリエーションを選択すると、高齢者のQOL(生活の質)向上につながるでしょう。まずは、介護レクリエーションの目的を解説します。
1.身体機能の維持・向上
年齢を重ねると筋力低下や関節の硬直、バランス能力の低下といった身体機能の衰えは避けられません。しかし、介護レクリエーションを通して身体を動かしていると、これらの機能低下を予防・改善し、健康寿命の延伸につなげることが期待できます。
具体的には軽い運動や体操、ボールを使ったゲーム、散歩など高齢者の体力や健康状態に合わせた活動が効果的です。これらの活動は筋力や柔軟性の向上、バランス能力の改善、心肺機能の強化に役立ちます。また、活動を通して得られる達成感や爽快感は、精神的な健康にも良い影響を与えます。
2.認知機能の維持・向上
加齢によって記憶力や判断力、思考力といった認知機能が低下することも懸念されます。しかし、脳を活性化する介護レクリエーションを取り入れると、認知症予防や進行抑制効果が期待できます。
具体的な介護レクリエーションとしては記憶力ゲーム、パズル、クイズ、読書、歌など、脳を刺激する活動がおすすめです。これらの活動は脳の血流を促進し、神経細胞の活動を活発化させることで、認知機能の維持・向上に貢献します。また、創造性を活かす介護レクリエーションも、認知機能の維持に有効です。
3.社会参加・交流促進
高齢者は年齢や健康状態の変化によって、社会とのつながりを失いがちです。しかし、介護レクリエーションを通して他者と交流することで、孤独感の解消や社会参加への意欲を高められます。
グループワークや歌、ゲーム大会、季節のイベントなど、参加型の介護レクリエーションは高齢者同士の交流を促進し、良好な人間関係を築く機会を提供します。これらの活動を通して高齢者は社会の一員としての存在感を認められ、生きがいを感じられるでしょう。また、他者との交流は、精神的な健康を維持するうえで非常に重要です。
【目的別】介護レクリエーションアイデア15選

ここからは、目的別に15個の介護レクリエーションアイデアを紹介します。先ほど紹介した介護レクリエーションの目的をふまえたうえで、適切な介護レクリエーションを実施してみましょう。
身体機能の維持・向上におすすめの介護レクリエーション5選
身体機能の維持・向上におすすめの介護レクリエーションを紹介します。
1.簡単体操
座ったままでもできる簡単な体操です。手足を動かす体操や呼吸に合わせて行うストレッチなど、高齢者でも無理なく参加できる内容を選びましょう。
具体的には肩回しや腕振り、足踏み、手の指のストレッチなど関節の可動域を広げる運動が効果的です。高齢者の体力や健康状態に合わせて、運動の強度や回数を調整することが重要です。高齢者の様子を見ながら、休憩を挟むといった配慮も心がけてください。
2.ボールを使ったゲーム
投げたり、転がしたりとボールを使った簡単なゲームです。ボールの種類や大きさを考慮し、高齢者の体力や好みに合わせて工夫しましょう。
例えば、軽いスポンジボールや大きくて握りやすいボールを使用するのもおすすめです。ボールを使うことで、手指の器用さや体幹のバランス感覚の向上も期待できます。
なお、安全性を考慮し、軽いボールを使用することがポイントです。また、転倒防止のために広いスペースを確保しましょう。高齢者同士の距離を十分にとり、ぶつかり合わないように注意してください。
3.リズム体操
音楽に合わせて体を動かす体操です。簡単なステップや手振りで、楽しく体を動かせます。音楽は高齢者にも馴染みのある曲を選び、テンポはゆっくりめに設定しましょう。歌詞のある歌であれば、歌詞を見ながら一緒に歌うことで認知機能の活性化にもつながります。
なお、無理のない範囲で参加できるように配慮することが大切です。高齢者それぞれに合わせた難易度調整を行い、全員が楽しめるように工夫しましょう。
4.園芸活動
植物の世話を行うと、手指の運動やリハビリ効果が期待できます。土に触れることで五感を刺激し、心身のリラックス効果も得られます。簡単な作業から始め、徐々に作業内容を複雑にすると達成感や充実感が高まるでしょう。例えば、種まきや苗植え、水やり、草むしりなど高齢者の体力に合わせて作業を選定します。
なお、園芸活動は安全な道具を使用することが大切です。作業時間は短く区切り、無理なく行えるように配慮しましょう。作業中は高齢者同士のコミュニケーションを促すことで、精神的な健康増進にもつながります。
5.ストレッチ
ストレッチは身体の柔軟性を高め、血行促進効果が期待できます。それぞれの関節を丁寧に伸ばすことで、筋肉の緊張を和らげながら関節の可動域を広げられます。例えば、肩甲骨を動かすストレッチや腰や股関節のストレッチなど、高齢者に効果的なストレッチを取り入れましょう。
また、高齢者の身体状況に合わせて、適切なストレッチを選ぶことが大切です。呼吸を意識しながらゆっくりと行えば、より高い効果が期待できます。無理な体勢は避け、痛みを感じたらすぐに中止しましょう。
認知機能の維持・向上におすすめの介護レクリエーション5選
認知機能の維持・向上におすすめの介護レクリエーションを紹介します。
1.記憶力ゲーム
絵合わせカードゲームや簡単なクイズ、記憶術トレーニングゲームなどで記憶力を楽しく刺激しましょう。レベルに応じて、カードの枚数やクイズの難易度を調整できます。無理強いせず、高齢者のペースに合わせることが重要です。
また、高齢者の得意分野を取り入れることで、より高いモチベーションと達成感を促せます。写真を使った記憶ゲームや地名・人物名を組み合わせたクイズ、ストーリーを記憶するゲームなど高齢者の状態に合わせてバリエーションを増やすと、介護レクリエーションへの意欲も高まるでしょう。
2.指先を使った作業
折り紙や編み物、ビーズ細工、パズル、粘土細工といった指先を使った作業もおすすめです。細かい作業は脳を活性化させ、手先の器用さを維持します。完成した作品は展示したり、プレゼントしたりすることで達成感を高められます。
また、高齢者の状態に応じて、複雑なデザインに挑戦するのもおすすめです。新しい素材や技法を学んでいくと、継続的な刺激を与えられます。作品作りを通して、集団での協働作業を取り入れることも可能です。季節感を取り入れるといった工夫を行うと、より意欲も高まりやすいでしょう。
なお、指先を使った作業を行うときは、安全な材料を使用しながら必要に応じたサポートを提供してください。
3.計算問題
簡単な計算問題や暗算、計算パズルなども介護レクリエーションにおすすめです。脳の活性化を促し、計算能力の維持・向上が期待できます。日常生活に役立つ計算問題を取り入れると、実践的な学習につながります。
高齢者の認知機能に合わせた難易度にすると、意欲的に挑戦してもらえるでしょう。無理なく参加できるように、ヒントなどを用意するのもポイントです。
計算機を使わず、頭の中で計算することを意識させましょう。計算ドリルを活用したり、買い物や料理といった日常生活に関連した計算問題を取り入れたりすることで、実践的な学習効果を高められます。また、グループでの計算リレー形式にするのも有効策です。
4.読み聞かせ
昔話や童話、詩、小説などの読み聞かせも効果的です。朗読することで記憶力や想像力を刺激し、言語能力の維持・向上につながります。高齢者が興味を持つような内容を選び、落ち着いた声でゆっくりと読み聞かせましょう。
また、朗読後に感想を共有すれば、より深い理解と共感を促せます。朗読劇を取り入れたり、話の内容に関するディスカッションを行ったりすることで、高齢者の積極的な関与が期待できます。多様なジャンルの作品に触れる機会を設けると、幅広い知識や教養の習得にも役立つでしょう。
5.会話
日々の出来事や思い出話、ニュース、趣味の話などを自由に語り合えば、認知機能の維持や社会参加意識の向上につながります。何を話せば良いかわからないと感じる方がいる場合は、話題提供に役立つ資料を用意するのも有効です。
高齢者のペースに合わせて、ゆっくりと話を聞きましょう。共感したり、質問したりすると会話がより弾みます。また、グループディスカッションやインタビュー形式の会話を取り入れると、より活発なコミュニケーションを促進できます。
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社会参加・交流促進におすすめの介護レクリエーション5選
次に、社会参加・交流促進におすすめの介護レクリエーションを紹介します。
1.歌
高齢者の方が楽しめるように歌謡曲だけでなく、童謡や唱歌などもレパートリーに加えましょう。高齢者の歌える曲の幅を広げるために事前にアンケートを取り、希望曲を把握するのも有効です。季節に合わせた歌や思い出を共有できるような歌を選ぶのもおすすめです。
なお、大きな文字で歌詞を表示するスクリーンを用意したり、歌に合わせて簡単な振り付けを導入したりといった視覚的な要素を取り入れるのもいいでしょう。すると、より多くの高齢者にとって理解しやすく、楽しめる介護レクリエーションを開催できます。
2.季節のイベント
季節感を取り入れたイベントを通して、季節の移り変わりを感じましょう。例えば、以下のようなイベントを取り入れるのもおすすめです。
季節 | イベント |
---|---|
春 | お花見・桜餅作り・桜の絵付け体験など |
夏 | 風鈴作り・うちわ絵付け・かき氷パーティーなど(屋内開催も検討) |
秋 | 紅葉狩り・落ち葉拾い・ハロウィンパーティーなど(簡単な工作あり) |
冬 | クリスマスリース作り・餅つき・お正月飾り作りなど(温かい飲み物や軽食あり) |
高齢者にとってわかりやすく、参加しやすいイベント内容にすることが大切です。高齢者の状態に合わせて、内容を検討しましょう。
3.グループワーク
介護レクリエーションには、グループワークもおすすめです。高齢者の体力や能力に合わせて作業内容を調整し、達成感を得られるよう工夫しましょう。例えば、完成した作品を展示したり、地域貢献につながる活動に発展させたりすることで、高齢者のモチベーション向上を図ります。
また、作業の種類を多様化し、さまざまな能力を刺激できる内容にすると、より充実した共同作業を実現できます。具体的には手芸や絵画、音楽演奏など、高齢者の興味関心に合わせたアクティビティを取り入れるのも有効です。
さらに、専門家の指導を取り入れることで作業の質を高め、高齢者にとって有益な学びの機会を提供できます。専門家の指導があれば、より高度な技術を習得したり、新しい知識を取り入れたりと高齢者のスキルアップにも貢献します。
4.創作活動
高齢者の個性を活かし、絵画や書道、工作、音楽、演劇といった多様な表現活動を取り入れるのもおすすめです。創作活動を通して新たな趣味を見つけたり、仲間と交流を深めたりする機会を提供でき、生きがい作りを支援します。作品発表会などの機会を設けると、達成感や自信を高めるサポートにもつながるでしょう。
創作活動を行う際のポイントは、以下のとおりです。
ポイント | 内容 |
---|---|
テーマ設定の多様化 | 季節の移ろいや思い出の風景、好きなものなど、多様なテーマを提供することで、より深い自己表現を促す |
技法の多様化 | 水彩画や油絵、版画、コラージュなど、さまざまな技法を体験する |
個別の指導 | 個々のスキルやペースに合わせた個別指導を行い、より高度な表現技術の習得を目指す |
作品発表の機会 | 個展やグループ展などの発表の場を設け、創作意欲を高める |
外部講師の招聘 | 専門家によるワークショップなどを開催し、刺激と学びの機会を提供する |
デジタルツール活用 | タブレットやパソコンなどを活用した創作活動を取り入れ、新しい表現方法を模索する |
上記のポイントを押さえながら創作活動を行うと、高齢者の創造性を存分に発揮でき、より充実した時間を過ごせるようになるでしょう。
5.ゲーム大会
高齢者が楽しめる多様なゲームを用意し、大会として競い合うのもおすすめです。ゲームの難易度や時間配分を調整することで、より多くの方が参加できる機会を増やしましょう。
例えば、簡単なクイズ大会やチーム対抗の簡単な運動ゲームなどを複数用意し、高齢者の皆様が自分のペースで楽しめるように工夫します。また、休憩時間や交流時間を設け、高齢者同士の親睦を深める機会を創出すると、より充実したゲーム大会となるでしょう。
介護レクリエーションを成功させるための4つのポイント

これまで、心身のリフレッシュや機能維持に役立つ介護レクリエーションのアイデアを紹介してきました。しかし、アイデアの実践以上に重要なのが、介護レクリエーションを成功させるための工夫です。あらゆる企画を練っても、高齢者が楽しめなければ意味がありません。
ここからは、介護レクリエーションを成功させるためのポイントを解説します。
高齢者の状態に合わせた介護レクリエーションを選ぶ
介護レクリエーションを選ぶ際は、参加される高齢者の身体状況や認知機能、興味・関心に合致しているかどうかを確かめましょう。無理のない範囲で楽しめる内容を選ぶことが、安全で効果的な介護レクリエーション実施の第一歩です。
例えば、認知症の高齢者には、複雑なルールのない簡単なゲームや懐かしい歌などを選択するのが適切です。一方、身体機能が高い方には、よりアクティブな体操やボールゲームなども検討できます。具体的な選定ポイントは以下のとおりです。
高齢者の状態 | おすすめ介護レクリエーション | 注意点 |
---|---|---|
身体機能が高い | 簡単な体操・ボールゲーム・リズム体操・散歩 | 無理のない範囲で、休憩を挟むなど配慮が必要である |
身体機能が低い | 座ってできる体操・簡単な手作業・歌・読み聞かせ | 姿勢や動作をサポートする体制を整える |
認知機能が高い | クイズ・ボードゲーム・創作活動 | 適度な難易度を選択する |
認知機能が低い | 簡単な歌・触覚刺激のある活動・ゆったりとした音楽鑑賞 | 刺激の強さに配慮する |
上記はあくまで一例であり、個々の状態に合わせて柔軟に介護レクリエーションを選んでください。
安全に配慮した環境作りを意識する
高齢者の安全を確保することは、介護レクリエーションの実施において優先事項です。転倒やケガを防ぐためにも、会場の安全確認は必須です。例えば、床に滑り止めマットを敷いたり、障害物を撤去したりと安全な環境を整えましょう。また、高齢者の状態に合わせて、補助具を用意するなどのサポート体制を整えることも重要です。
安全対策 | 具体的な方法 |
---|---|
転倒防止 | 滑り止めマットの設置・手すりの設置・周囲のスペース確保 |
ケガ防止 | 鋭利な物の撤去・適切な道具の使用・高齢者の状態に合わせたサポート |
環境整備 | 適切な室温や湿度・十分な照明・換気 |
高齢者の意欲を高める工夫を行う
高齢者が積極的に介護レクリエーションに参加するには、意欲を高める工夫が不可欠です。事前に介護レクリエーションの内容を伝え、期待感を持たせるのも良いでしょう。また、高齢者の方々の意見を聞き入れ、ニーズに合わせた介護レクリエーションを企画することも効果的です。成功体験を積み重ね、達成感を得られると継続的な参加意欲につながります。
例えば、簡単な目標を設定したり、高齢者同士で協力し合う機会を作ったりすると、達成感や一体感を味わいやすいです。「参加したい」と思ってもらえるような介護レクリエーションを検討しましょう。
効果的な声かけとコミュニケーションを意識する
介護レクリエーション中は、高齢者とのコミュニケーションを積極的に行いましょう。個々の状況や表情をよく観察し、声かけやサポートを行うことで、より安全で楽しい介護レクリエーションを提供できます。例えば、名前を呼びながら状況を丁寧に説明したり、励ましたりするなど、温かい言葉かけを心がけましょう。
高齢者の個性や能力を尊重し、個々のペースに合わせて進めることも大切です。無理強いせず、高齢者が心地よく過ごせるように配慮することが成功への鍵です。

レクリエーションを目的にデイサービスへ通う高齢者も珍しいことではなく、本来レクリエーションは楽しいものです。介護スタッフも毎日頭を悩ませつつ、レクリエーションのメニューや手法を凝らしていることでしょう。レクリエーション自体は高齢者ケアとして、非常に有益な手段であるのは間違いありません。一方で、社会保障費抑制の観点で、介護保険給付に於いてのレクリエーションに向けられる国からの視座は年々厳しくなっています。簡単に説明すると、国としては「ただ楽しい」で終わらせるのではなく、明確な『根拠』と『目的』を持ち、高齢者個々のADL改善など、成果を求めているのです。つまりは、レクリエーションにも、リハビリテーションの観点が必要になってきています。「楽しく」且つ「成果の出る」サービスが求められているのです。
なお、株式会社ワイズマンでは「介護・福祉向け製品総合パンフレット」を無料で配布中です。
手軽に業務改善を始めたいとお考えの方は是非ご活用ください。
まとめ|介護レクリエーションを通して高齢者のQOL向上を目指そう

介護レクリエーションは高齢者の体力や認知機能、興味関心に合わせて柔軟に選択・アレンジすることが重要です。 安全面への配慮や意欲を高める工夫、効果的な声かけとコミュニケーションを意識すると、より充実した介護レクリエーションを提供できるでしょう。
なお、介護レクリエーションは単なる娯楽ではなく、高齢者における心身の健康維持に大きく貢献します。 今回ご紹介したアイデアを参考に、高齢者の方々が笑顔で過ごせる時間を作っていきましょう。

監修:伊谷 俊宜
介護経営コンサルタント
千葉県佐倉市出身。大学卒業後、教育サービス業界に入社したが、障がい者との交流を機 に「高齢や障がいを理由に、不当な差別を受けることのない社会を作りたい」と、介護事業者の門をたたいた。これまで、数々の特別養護老人ホーム、 グループホーム、デイサービスの立ち上げ、運営に参画。現在は、“現場第一主義!”を旗印とし、高齢者住宅、デイサービスを中心に「人気の施 設づくり」を積極的にサポートしている。