経産省 地域経済の担い手に 介護ロボ開発など2千社選定
経済産業省は、地域の中核となって経済の活性化を担ってもらう中小企業を「地域未来牽引企業」として約2千社を選定した。経産省は、各経済産業局に相談窓口を設置して、選定企業の活躍・成長を後押しする。
地域未来貢献企業は、2017年7月末に施行された地域未来投資促進法に基づき、地域経済への貢献度が高い企業を選定し、支援するもの。企業情報データベースから高い付加価値を創出している企業と、自治体や商工団体、金融機関など地域の関係者の推薦のあった企業の2つの方法で選出した。選定企業は2148社。このうち、医療・福祉分野は21社。製造業として幸和製作所(大阪府堺市、玉田秀明社長)などの福祉用具メーカーや介護ロボット開発のアイザック(福島県会津若松市、三好眞夫社長)、リーフ(福岡県北九州市、森政男社長)なども選ばれている。(シルバー新報2018年1月26日号)