初期集中支援チーム一歩先行く独自の体制 世田谷区 認知症の在宅支援一箇所に集約へ
今年度から全市町村で、在宅の認知症の人を専門職チームが訪問する「認知症初期集中支援チーム」の設置が義務づけられている中、全国に先駆けて同事業に取り組んできた東京都世田谷区では、支援チームのチーム員を専従体制にした。よりタイムリーで効果的に訪問できるようにすることが狙いだ。区の「認知症在宅生活サポート室」に、区担当課の職員と、委託法人の専門職が常駐し、行政との連携も一層緊密にする。区によると、専従体制の支援チームは全国的にも珍しいという。(シルバー新報2018年6月1日号)