2018.07.23
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医療との連携、推進へ ケアマネ協会 福岡で全国大会

 日本介護支援専門員協会(柴口里則会長)は7月14日~15日、福岡市で全国大会を開催した。
 初日に行われた基調講演では、厚生労働省の濱谷浩樹老健局長が登壇。医療・介護サービス連携の現状について触れた。
 地域医療構想の実現に向けて在宅医療の需要が高まる中、4月から全市町村で「在宅医療・介護連携推進事業」がスタートしている。地域のニーズ把握から、切れ目のない医療と介護の提供体制までさまざまなメニューが用意されているが、市町村からは「在宅医療の対応状況の把握が難しい」「医師会や在宅療養にかかわる医師への働きかけが分からない」といった声が寄せられており、「事業に魂を入れていくのはこれから」(濱谷老健局長)の段階だという。(シルバー新報2018年7月20日号)