2018.10.05
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介護ロボット、在宅へ 2040年を目指して

 団塊の世代が75歳以上に達するのが2025年だが、日本の高齢化は止まらない。その後、高齢者人口の伸びは緩やかになるものの、現役世代が急激に減少していくことにより、高齢化率は上がり続ける。政府が社会保障改革の次の射程とし始めているのが、団塊ジュニアが65歳以上になりリタイアする2040年だ。高齢化率は34%に達する。今のままではケアの担い手が不足すると政府は生産性向上に必死だが、我々自身の生活もそのときは大きく変わっているに違いない。IoTが改革の原動力だ。折から音声認識ブーム。暮らしのパートナーとなるべく「話す」高機能見守りロボットたちが続々市場に投入され始めている。  (シルバー新報2018年10月5日号)