2018.10.26
トピックス

脳活動、心拍、眠り、口臭… 技術で「見える化」 シーテック2018

 19日に終了した「CEATECジャパン2018」。人工知能(AI)やIoTを生活の中にもと各社が技術を競った。目立ったのは予防や健康への応用。脳活動や心拍数、睡眠、口臭も簡単に見える化できる製品が提案されていた。 脳トレで有名な川島隆太東北大学加齢医学研究所所長がCTOを務める、東北大学と日立ハイテクノロジーズによる脳科学カンパニー「NeU」(千代田区)は、発売予定の個人向けの脳活動計測装置「XB-01」を出展した。前頭葉の脳血流量の変化を光を使って安全に計測する。 従来のものより、小型で安価。スマホやデバイスで脳の活動を見ながらトレーニングができるようになる。より高い効果が期待できるという。機器と可視化アプリのみの場合は、2万4800円。認知機能トレーニング用のアプリ付きもある。企業向けには11月から、消費者向けの販売は12月からの予定だ。 (シルバー新報2018年10月26日号)