2018.11.16
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福祉用具の「説明力」向上へ 日福協 専門相談員研修スタート

福祉用具レンタル価格に「上限」が設定され、用具の選定理由や価格の根拠の説明が福祉用具専門相談員に義務付けられたことを踏まえ、日本福祉用具供給協会の東京支部は、相談員の「説明力」の向上を目指す研修をスタートさせた。 「説明力育成研修」の第1回は13日に都内で開催。講師を務めたのは千葉県千葉リハビリテーションセンターの地域リハ推進部長で、理学療法士の田中康之さんだ。田中さんは以前、市役所で福祉用具の選定などのアドバイスを行っていた職歴を持ち、「公的な立場であったこともあり、常に複数のメーカーの用具を提案することや、何故この用具を選んだのかを説明することは基本中の基本」だったという。研修はワークショップ形式で進められた。  (シルバー新報2018年11月16日号)