加熱するEPA介護士受け入れ ベトナム現地説明会 「ぜひウチへ」猛アピール
12月5日~7日にベトナムの首都ハノイでEPA介護福祉士候補者に対して、受け入れを希望する施設による説明会が開かれた。215人の候補者に対し、求人800件と超売り手市場。現地には130余りの法人が駆けつけ、「ぜひ、ウチに」と猛アピール合戦を繰り広げた。 候補者は全員が現地の看護短大卒以上の学歴だ。1年間日本語を学び、日本語検定のN3に合格した人だけが来日できるのがベトナムだけのルールだ。
今年1月には受け入れ第1期生が介護福祉士国家試験を受験したが、合格率は驚異の93%。否が応でも期待は高まる。
受け入れ事業者毎にブースを出して、グループ毎に処遇内容などを具体的に説明する。事業者側は3日間、入れ替わり。少しでも記憶に残るようにと工夫もそれぞれだ。 (シルバー新報2018年12月14日号)