〝普通の暮らし〟で重度化予防 日本生協連 「基本ケア」の効果実証
日本生活協同組合連合会(日本生協連、本田英一代表理事会長)は昨年度から、トイレでの排泄や正しい姿勢で座って食事をするなど、日常の生活動作の自立に重点を置いた介護を「生協の10の基本ケア」として普及に取り組んでいる。3月29日には、基本ケアの実施が重度化予防に効果があることを客観的に実証できたとする研究調査結果を明らかにした。数値化しづらい生活支援サービスの質の評価にもなり得るとして、全国の介護現場に広げていきたいという。(シルバー新報2019年4月5日号)