2020年度診療報酬改定に係る議論、乳幼児・学童・思春期、周産期の課題 厚労省
厚労省は4月10日、中医協総会を開催し、2020年度診療報酬改定に係る年代別・世代別その1として、乳幼児・学童・思春期、周産期の課題をテーマに審議した。
診療報酬上の評価の論点として、乳幼児期から学童期・思春期では少子化による受療動向の変化に対応した小児医療や、小児の疾病特性を踏まえた適切な医療のあり方などの対応、周産期では外来医療での基礎疾患を持つ妊婦の支援や、妊産婦を取り巻く環境変化への対応が課題となっている。この他、診療報酬に限らず、補助金や福祉施策と組み合わせた重層的な仕組みを検討するべきだとした。