2019.06.10
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規制改革推進の第5次答申、医療等分野におけるデータ利活用の促進を実行  政府

政府の規制改革推進会議は6月6日、「規制改革推進に関する第5次答申」をまとめて公表した。本会議は7月末で設置期限を迎える。規制改革は成長戦略の一丁目一番地と位置づけ、今回の答申内容を盛り込んだ「規制改革実施計画」を策定・閣議決定していく。改革の実行は未来投資会議や経済財政諮問会議、国家戦略特別区域諮問会議などとより効果的・効率的な連携をとりながら進めていくとした。

医療・介護分野の重点施策では、健診情報の利活用やマイナポータルを活用したPHRサービス、地域医療連携ネットワークにおける患者情報共有、健康・医療・介護に係るビッグデータの民間開放など、「医療等分野におけるデータ利活用の促進」が盛り込まれた。この他、今期の重点的フォローアップ事項として、オンライン医療の普及促進や患者申出療養制度の普及、介護保険内・外サービスの柔軟な組合せの実現などが盛り込まれている。

■関連サイト: https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/suishin/meeting/committee/20190606/agenda.html