終末期の意思決定支援 ホスピスケア研究会 日常の「対話」が価値観の理解へ
NPO法人日本ホスピスケア研究会(中山祐紀子理事長)は1日、終末期における本人の意思決定支援(アドバンス・ケア・プランニング=ACP)を緩和ケアの現場などで実践していくための研修会を都内で開催した。臨床哲学の研究者である高橋綾さん(大阪大学COデザインセンター特任講師)は、ケアを通じた「対話」の重要性を指摘。日常生活の中で本人が大切にしている価値観に気付くことが、納得のいく意思決定を支えることにつながると話した 。 (シルバー新報2019年6月7日号)