被保険者番号の履歴を活用した医療等情報の連結スキームなどを議論 厚労省
厚労省は9月4日、医療等情報の連結推進に向けた被保険者番号活用の仕組みに関する検討会を開催し、被保険者番号の履歴を活用した医療等情報の連結における基本スキームや、履歴の照会・回答システムの活用主体および管理・運営主体について議論した。
2021年度から個人単位の被保険者番号を活用した医療等情報の連結による解析の仕組みがスタートするうえで、各データベース間の連結は当面、法令に定められているデータベースの利活用等を連結対象とし、将来的に学会等が独自に構築するデータベースとの連結を検討する方向で調整されている。管理・運営主体には、迅速に被保険者の履歴情報を把握できるオンライン資格確認の実施主体による効率的な管理が想定されている。次回にも検討会の意見をとりまとめ、それをもとに社会保障審議会などで具体的な仕組みの構築を詰めていく予定である。
■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000293890_00004.html
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