介護分野の文書に係る負担軽減に関する3つの論点について確認 厚労省
厚労省は9月18日、社会保障審議会介護保険部会の介護分野の文書に係る負担軽減に関する専門委員会を開催し、ヒアリング等において出された意見を踏まえながら、介護分野の文書に係る負担軽減に関する3つの論点について確認した。
意見では、自治体独自の過度なローカルルールの廃止や、標準化に向けたガイドラインの策定及び見直し、そして運用の厳格化を徹底する自治体による解釈の違いの解消が必要であり、文書様式の統一化・標準化を推進すべきだとした。
今後検討すべき主な論点として、①個々の申請様式・添付書類や手続に関する簡素化、②自治体毎のローカルルールの解消による標準化、③共通してさらなる効率化に繋がる可能性のあるICT等の活用-の3点について整理していくとした。
簡素化・標準化の検討が、ICT化の推進にも繋がる点を考慮しながら、年内中に審議事項を取りまとめて介護保険部会に提出するとした。
■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_06769.html
【注目記事】
◆2019年度版の高齢社会白書、高齢化率は28.0%、うち後期高齢者は14.2% 政府
◆10月に控えた消費税率の引き上げに伴い、周知用ポスターを公表
◆75歳以上の負担、2割に引き上げを 健保連 医療保険制度改革で提言
◆2019年10月の臨時改定、薬価・材料価格改定に関する官報告示、疑義解釈 厚労省
◆2019年度介護報酬改定Q&A Vol.3、介護職員等特定処遇改善加算4題 厚労省
【最旬トピックスを深堀り/毎月1日更新/NEWS LETTER[メルタス]】
【PICK UP】
◆介護医療院対応!電子カルテシステム