2019.10.31
トピックス

2020年度診療報酬改定に係る外来医療その1と調剤報酬その2を議論 厚労省

厚労省は10月30日、中医協総会を開催し、2020年度診療報酬改定に係る外来医療その1と調剤報酬その2について議論した。

外来医療その1では、かかりつけ医機能の評価として、機能強化加算や地域包括診療料等の算定要件及び施設基準等の見直し、小児かかりつけ診療料及び小児科外来診療料の対象患者等の要件見直しが検討されている。大病院受診時定額負担の見直しでは、対象病院の拡大(許可病床数の引き下げ)が検討された。

調剤報酬その2では、調剤料は院内の調剤業務との違いを考慮して見直しを行い、調剤基本料については医療経済実態調査等のデータを踏まえて効率性の観点で見直しを検討し、地域支援体制加算は地域に貢献する薬局を適切に評価する観点からの要件見直しが検討されている。

■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00044.html

【注目記事】
健康寿命延伸プランや医療・福祉サービス改革プランの骨子を固める 厚労省

骨太方針2019原案を公表、2020年度改定に向けて調剤報酬の適正化を明記  政府

2020改定の個別事項1、リハビリ、重複投薬、ポリファーマシー、バイオ後続品  厚労省

薬剤師業務のタスク・シフティング、非薬剤師によるピッキングが可能と明示   厚労省

社会福祉法人制度の現状を踏まえて今後の検討課題を確認   厚労省

【医療・介護の業界トレンドニュースまとめ】

高齢社会白書の考察と着目ポイント

【PICK UP】
介護医療院対応!電子カルテシステム

訪問系サービス向け記録システム「すぐろくHome」

<訪問看護編>医療・介護連携サービスMeLL+(メルタス)導入事例