2019.11.08
トピックス

2019年度の医師臨床研修マッチング結果、マッチ率92.4%、第1希望73.7%  厚労省

厚労省はこのほど、2019年度の「医師臨床研修マッチング」の結果を公表した。研修医マッチングでは、医師免許を得て臨床研修を受けようとする研修希望者と、研修病院の研修プログラムの組み合わせをアルゴリズムにより決定している。

今年度のマッチングには1,020病院が参加し、希望順位登録者9,784名に対して9,042名(臨床研修病院に5,529名、大学病院に3,513名)がマッチし、全体のマッチ率は92.4%、第1希望マッチ者は6,668名(73.7%)、3希望迄でマッチした割合は96.5%だった。

都道府県別の前年度比のマッチ者数の増減では、宮城が31人増で最も多く、次いで北海道、京都が17人増と続いた。これに対して最も減少したのは東京の42人減、次いで福岡27人減、福島24人減となっていた。

大学病院における自大学出身者数の割合は全国平均61.0%、関東圏を中心に16病院において定員充足率100%となった。この他、各病院の研修プログラム毎のマッチ結果も公表されている。

■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000180824_00002.html

【注目記事】
健康寿命延伸プランや医療・福祉サービス改革プランの骨子を固める 厚労省

骨太方針2019原案を公表、2020年度改定に向けて調剤報酬の適正化を明記  政府

2020改定の個別事項1、リハビリ、重複投薬、ポリファーマシー、バイオ後続品  厚労省

薬剤師業務のタスク・シフティング、非薬剤師によるピッキングが可能と明示   厚労省

社会福祉法人制度の現状を踏まえて今後の検討課題を確認   厚労省

【医療・介護の業界トレンドニュースまとめ】

高齢社会白書の考察と着目ポイント

【PICK UP】
介護医療院対応!電子カルテシステム

訪問系サービス向け記録システム「すぐろくHome」

<訪問看護編>医療・介護連携サービスMeLL+(メルタス)導入事例