2019年度の医師臨床研修マッチング結果、マッチ率92.4%、第1希望73.7% 厚労省
厚労省はこのほど、2019年度の「医師臨床研修マッチング」の結果を公表した。研修医マッチングでは、医師免許を得て臨床研修を受けようとする研修希望者と、研修病院の研修プログラムの組み合わせをアルゴリズムにより決定している。
今年度のマッチングには1,020病院が参加し、希望順位登録者9,784名に対して9,042名(臨床研修病院に5,529名、大学病院に3,513名)がマッチし、全体のマッチ率は92.4%、第1希望マッチ者は6,668名(73.7%)、3希望迄でマッチした割合は96.5%だった。
都道府県別の前年度比のマッチ者数の増減では、宮城が31人増で最も多く、次いで北海道、京都が17人増と続いた。これに対して最も減少したのは東京の42人減、次いで福岡27人減、福島24人減となっていた。
大学病院における自大学出身者数の割合は全国平均61.0%、関東圏を中心に16病院において定員充足率100%となった。この他、各病院の研修プログラム毎のマッチ結果も公表されている。
■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000180824_00002.html
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