2020年度診療報酬改定に向けて個別事項その7と横断的事項その2を審議 厚労省
厚労省は11月8日、中医協総会を開催し、2020年度診療報酬改定に向けて個別事項その7と横断的事項その2について審議した。
個別事項その7では、医療従事者の働き方として、タスク・シェアリング/タスク・シフティング、チーム医療の推進に関わる医師事務作業補助体制加算、総合入院体制加算、病棟薬剤業務実施加算、栄養サポートチーム加算などの評価、この他、人員配置では常勤や専従の要件見直し、会議の合理化では開催頻度の見直しなどが検討事項にあげられた。横断的事項その2では、患者の診療やカンファレンスでのICTの利活用、栄養管理に関する退院時の情報提供におけるICTを用いた栄養指導などに関する評価が検討されている。
同日の薬価専門部会では、2020年度薬価改定については、2019年9月に実施した薬価調査を用いて市場実勢価を反映する方針を固めた。
■関連サイト: https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00046.html
【注目記事】
◆健康寿命延伸プランや医療・福祉サービス改革プランの骨子を固める 厚労省
◆骨太方針2019原案を公表、2020年度改定に向けて調剤報酬の適正化を明記 政府
◆2020改定の個別事項1、リハビリ、重複投薬、ポリファーマシー、バイオ後続品 厚労省
◆薬剤師業務のタスク・シフティング、非薬剤師によるピッキングが可能と明示 厚労省
◆社会福祉法人制度の現状を踏まえて今後の検討課題を確認 厚労省
【医療・介護の業界トレンドニュースまとめ】
【PICK UP】
◆介護医療院対応!電子カルテシステム